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超音波探傷試験の資格 模擬試験片や資格保有状況をご紹介

2021/6/2

非破壊試験技術者 資格試験

非破壊検査は対象の材料、機器、構造物を破壊することなく、
表面の割れや内部の欠陥(傷)を見つけ、その大きさや形状を調べることです。
安心して使用することを保証するために必要な試験です。

その中でも超音波探傷試験には、
材料や溶接部の内部の「きず」の有無、大きさ、位置を調べることであり、
超音波探傷試験技術者の知識や技量が必要です。

超音波探傷試験,資格

UTレベル2

さらに、品質保証においてはJIS規格や客先仕様によって
決められた試験方法や判定基準があるので、それらを理解し、試験を実施します。

よって、非破壊検査の種類によりますが、非破壊試験技術者資格が必要であり、
資格試験に合格する必要もあります。

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非破壊検査技術者資格試験とは

社団法人日本非破壊検査協会が認定する民間資格であり、
技術者の技術レベルを認証する資格です。

非破壊試験技術者資格試験の資格種類について(超音波探傷試験の資格種類)

放射線透過試験
超音波探傷試験
磁気探傷試験
浸透探傷試験
渦電流探傷試験
ひずみゲージ試験
赤外線サーモグラフィ試験漏れ試験

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非破壊検査技術者資格試験のレベルとは

国際規格(ISO)を基に、
JIS Z 2305:2013非破壊検査技術者の資格及び認証が制定されました。
JIS Z 2305:2013に基づいて資格試験が行われ、

非破壊検査の種類にもよりますが、技術者には技術レベルがあります。

レベル1からレベル3(レベル3が最も上位)

レベルに対応する技術(試験内容として課している)も異なります。
例として
・レベル1:NDT指示書で探傷の詳細が指示されているときの作業
 (レベル 2 又はレベル3 技術者の監督)

・レベル2:探傷した結果できずの位置や大きさなど複雑な判断

・レベル3:総合的にどんな試験方法を選択するか、あるいは仕様書

      NDT 手順書の作成、提出などを要する場合

非破壊検査技術者資格試験の受験資格について

非破壊検査の種類にもよりますが、超音波探傷試験の場合、

非破壊検査の実施に重大な支障を及ぼすような心身上の障害がないこと。
満18歳以上であること

UTレベル1
訓練時間40時間

UTレベル2
訓練時間80時間(UTレベル1資格保有者)
訓練時間120時間(UTレベル1資格非保有者)

UTレベル3(詳細は協会にお問い合わせください)
訓練時間20~48時間
レベル2資格を所有していること。
過去5年間において以下のいずれかの条件を満たしている者。(クレジット制度)
・NDT 関連書籍による個人的学習を行った者
・NDT 関連の研究・論文発表者
・NDT 関連の書籍解説等の執筆者
・NDT 関連の学術講演会又はセミナーへの出席者又は発表者
・NDT 関連の訓練コース

非破壊検査技術者資格試験の試験内容

 

一次試験(筆記試験)と二次試験(筆記or実技試験)があります。

例として超音波探傷試験を挙げます。

・UTレベル1
(筆記試験)
鋳造品、鍛造品、圧延製品、管、溶接工程及び関連きずを含む
工業製品の試験についての分野専門理論

(実技試験)
使用するUT機器材システム(試験機器の調整・管理を含む)の確認及び準備
指示された3体の試験体の探傷
NDT指示書に基づく試験結果の記録及び報告

・UTレベル2
(筆記試験)
鋳造品、鍛造品、圧延製品、管、溶接工程及び関連きずを含む
工業製品の試験についての分野専門理論

(実技試験)
使用するUT機器材システム(試験機器の調整・管理を含む)の確認及び準備
指示された3体の試験体の探傷
NDT手順書(指示書)に基づく試験結果の記録、合否判定及び報告
レベル1技術者へのNDT指示書の作成

 

 超音波探傷試験片なら昭和製作所にお任せください

昭和製作所の資格保有状況 (2021年3月)

非破壊検査技術者(超音波探傷試験)
 UTレベル2:9人
 UTレベル3:1人(顧問)

世間一般的にUTレベル2の合格率は約26%と言われておりますが、

昭和製作所では
 合格率:85%
 内、初回で合格:82%

最近では非破壊検査だけではなく、破壊試験の勉強もしております。
 技能検定 金属材料試験 機械試験2級:3人
 合格率:100%
 内、初回で合格 100%

 

昭和製作所における資格保有者が実際に試験する主な内容は

材料の素材探傷です。具体的に、

購入した材料の内部きずの検査や簡易的な音響異方性や減衰測定です。
限られた設備ではありますが、お客様からの依頼で検査を実施することもあります。

 

また、昭和製作所の資格保有者は、

超音波探傷試験のみを業務としていることはなく、
「営業部」、「生産管理部」、「製造部」 

各部署に配属されております。

 

理由としては、標準試験片の製作を委託されている他、
超音波探傷(試験片)として、高品質な対比試験片や御支給材への難加工を得意としておりますので、
より多くの社員(部署)が豊富な知識をもってトータル的な製品とサービスを世の中へ提供していくためです。

 

最近では、大変ありがたいことに非破壊検査における超音波探傷 以外の試験片の相談もあり、

「試験片は昭和製作所なら間違いない」
「昭和製作所ならなんとかやってくれる」
「とりあえず昭和製作所に相談してみる」

 といった直接、間接の口コミも聞くようになってきました。

 

 

実技試験の模擬試験片を製作しております。

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