スリット加工業者はお探しの方は【昭和製作所】まで
今回は、スリット加工業者をお探しの方や、スリット加工をご検討中の方々に、弊社の多数の実績ならびにスリット加工についてご紹介いたします。
スリット加工を業者に依頼したものの、「スリット幅が細すぎる」「加工が困難」と断られた経験はありませんか?
昭和製作所はスリット加工を得意とし、過去に様々な難加工案件に対応してまいりました。
スリット加工の業者をお探しの方は、ぜひ昭和製作所にお気軽にお問い合わせください。
金属材料のスリット加工とは?
スリット加工の「スリット(slit)」とは「切り込み」のことです。
ものづくりの「スリット加工」には大きく分けて2種類あり、それぞれ対応する業者は異なります。
一つは「ロール状に巻いた薄い材料をカットする加工に対応している業者」、もう一つが「金属に小さな切り込みを入れる加工に対応している業者」です。
ロール状の材料カットの加工に対応している業者は、例えば大きな紙のロールを細くカットしながら巻き直し「トイレットペーパー」を生産するような加工を行います。
金属の薄板をテープ状に巻いたものを伸ばしながら部品に成形していく方法など、様々な工法があります。
昭和製作所が得意とするのは、もう一つの「小さな切り込みを入れる加工」です。
金属にキズを模した小さなスリットを入れ、超音波探傷用試験片を製作しています。
超音波探傷用試験片については別記事で詳しく掲載しておりますので、ご覧ください。
ワイヤー放電加工機によるスリット加工の技術
ワイヤー放電加工機でもスリット加工で金属に人工キズを入れることができます。
金属に人工キズを入れる方法は多種多様で、業者によっても異なりますが、弊社では主に放電加工機を使用しています。
電気を通す材料ならどんなに硬くても加工できるため、スリットも容易に入れられます。
また、マシニングセンタでは難しい、幅が極小の切り込みや刃物が届かない深い加工も可能となります。
弊社では形彫放電加工機も所有しておりますので、ワイヤー放電加工機では難しい極小な溝(止まり)加工や溝底の角をエッジにする加工なども可能です。
ワイヤー放電加工機による金属のスリット加工の難点
ワイヤー放電加工機は電気が通らない材料は対応できません。
形彫放電加工機も同様です。
通電しない材料は、主にマシニングセンタを使用します。
また、ワイヤー放電加工機は最初にワイヤーの電極を通すスタート穴が必要になるため、幅0.1mm以下の加工を行いたい場合は、スタート穴が残ってしまう点にご注意ください
スリット加工の実績と最大加工対応範囲について
スリット加工を行う業者は他にもありますが、昭和製作所は豊富な実績がございます。
昭和製作所では、様々な幅、長さ、深さのスリットを入れることが可能です。
展示会などにも展示しているサンプル品(スリット幅や深さ、長さなど)をご紹介します。
また、放電加工機の特徴やスリット加工以外の過去の実績などを詳しくご紹介した別記事もありますので、併せてご覧ください。
*材質:S20C(丸棒)
幅0.5mm×全長8.0mm×深さ40mm
使用機械:ワイヤー放電加工機
・試験片スリット加工
幅0.5mm×全長0.5mm×深さ1.5mm
材質:AL+CFRP (2層材)
※CFRP側へスリット加工
使用機械:マシニングセンタ
【弊社展示会用サンプル品①】
材質:SUS304(自給材)
幅0.22mm×全長5.0mm×深さ3.0mm
使用機械:形彫放電加工機
【弊社展示会用サンプル品②】
材質:SUS304(自給材)
幅0.13mm×全長5.0mm×深さ1.2mm
使用機械:形彫放電加工機
【弊社展示会用サンプル品③】
材質:SUS304(自給材)
幅0.1㎜×全長45mm×深さ0.3mm
使用機械:形彫放電加工機
また、【UT試験片用模擬欠陥(スリットスリット形状)】の実績やパイプ材からの切り出しやJIS規格の管に使用する試験片についてご紹介していますので、併せてご覧下さい。
スリット加工の業者をお探しの方のご相談やご依頼を承ります
スリット加工について最後まで、ご覧いただきありがとうございます。
本日記事では、スリット加工業者をお探し方、検討中の方などに向けて、弊社の事例や対応範囲等を掲載いたしました。
「幅が細いスリット加工をお願いしたい」
「この材質、素材でも対応可能か」
「放電加工や穴あけ加工に対応している業者を探している」
「図面や指示書はないが、加工業者にそのまま依頼できるか」
という、ご要望にもお応えさせていただきます!
弊社は、放電加工機による加工を得意としておりますのでお気軽にご連絡、ご相談下さい。お待ちしております。
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